2024.12.20
新潟水俣病患者との交流プログラムでは、新潟水俣病の多様な症状を理解するとともに、生活者としての患者を知り、多角的な視点から患者理解を深めることを目的としています。
小武節子様から「今までの苦労はすべてが肥やしになっている、今までの苦労は決して無駄ではなかった、身体は病気でも、心まで病気にならないよう、人を大事に思う心を大切にしていきたい」とお話されていました。新潟水俣病という私たちの想像を超える苦しみや悲しみをひとつひとつ乗り越えられてきた小武様からの言葉は、学生たちの心に強く残ったことと思います。
学生からは、「自分たちがこれからできること、水俣病を正しく理解し多くの人たちに、新潟水俣病について伝えていきたい」感想がありました。
今回の口演会では、患者様の生活者としての生の声を聞くことで、新潟水俣病の患者側の視点から、新潟水俣病の理解を深めることができました。