2024.12.20
この活動は、新潟水俣病の多様な症状を理解するとともに、生活者としての患者を知り、様々な視点から患者理解の必要性を体得するために行っています。
今回は安田公民館(新潟県阿賀野市)を会場とし、新潟水俣病患者の方の約10人と社会福祉学科の学生14人がレクリエーションや足浴などをとおして交流会を行いました。
他にも、本学元教員による「福祉用具を上手く活用して健幸に!」という一口講和などをとおしてQOLの向上に貢献する機会を目指しました。
参加した学生のレポートから、学生の声をご紹介します。
患者さんから「最近、手のしびれが強くなり、箸が使いにくい」との話があり、
年齢や天候によりしびれが強くなることを知った。
さらに、「スプーンやフォークは使えるけど、やはり白いご飯はお箸で食べた方が美味しい、いつまでも箸を使い続けたいから、用具の説明で箸が気になった」という話を聞いた。
このことから、自らもその人らしく生きていくためにお手伝いをしたいと感じた。
社会福祉学科では、社会貢献活動をとおして体験的な学びを深めていきます。