講義に実習に励んでいます。(社会福祉学科の特色紹介はこちら)
その先には「社会福祉士」としての活躍があるわけですが、
今回は自らのキャリア・アップを考える機会として、
現場で活躍の社会福祉士の方をお招きした講演会を開催しました。
(保健医療ソーシャルワーク論の授業と合同開講)
ご講演いただいたのは神奈川県茅ケ崎市でご活躍の鈴木ご夫妻。
(写真右は、保健医療ソーシャルワーク論ご担当の河野先生)
まずは前職の医療ソーシャルワーカーとしての業務と
現在の地域包括支援センターでの業務の解説。
医療の現場においても、福祉の現場においても、
ヒトが主人公なだけに“橋渡し”となるヒトもまた必要になることが
お話から伝わってきました。
現場において当事者が必ずしも「困っていない」と思っている事柄を、
当事者の周りの人々の想いからどのようにクローズアップするのか、
このあたりがお仕事としての醍醐味のようです。
ご自身はかつて医療職を目指していたものの、
就職をきっかけにヒトの生活史や世界観を共有し、
そのプロセスから問題解決を目指す社会福祉士を目指すようになったこと。
その間には業務と資格取得とをともにこなす困難さだけでなく、
家族の支えや職場の理解が欠かせなかったことを、
続く座談会でもお話いただきました。
生活に即した場で相談を行う機会は、
これからさらに増えていくことが予想されるとのこと、
社会福祉学科で学ぶ学生の活躍が今から期待されます。
※社会福祉学科の卒業生の活躍はこちらをご参照ください。
(す)